京都府第十九番札所
霊麀山 行願寺(革堂)
行願寺(革堂) 
住所
京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町
TEL
075-211-2770
宗派
天台宗

ご本尊

千手観世音菩薩
御真言
おん ばざら たらま きりく そわか
ご詠歌
花を見て いまは望みも 革堂の 庭の千草も 盛りなるらん

霊麀山 行願寺(革堂) / れいゆうざん ぎょうがんじ(こうどう)
西国札所唯一の尼寺で1,000年の歴史を持つ。「革聖」と呼ばれた行円上人が開基。出家前は狩人であった行円は、あるとき射止めた鹿が子を身ごもっていた事を知り、殺生の罪深さを認識し仏門に入る。以降、母鹿の革の衣をまとって命の尊さを説いて巡り、3年をかけて千手観音を刻んだ。話を聞いた一条天皇が一堂の建立を認め、寛弘元(1004)年に本堂が完成したとされる。革堂には幽霊絵馬の伝説も残っており、縦1.5m・横1mの杉板で出来た絵馬が宝物館に収められ、毎年8月22日〜23日に一般公開される。
 
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