岐阜県第三十三番札所
谷汲山 華厳寺
華厳寺 
住所
岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積
TEL
0585-55-2033
宗派
天台宗

ご本尊

十一面観世音菩薩
御真言
おん まか きゃろにきゃ そわか
ご詠歌
世を照らす 仏のしるし ありければ まだともしびも 消えぬなりけり

谷汲山 華厳寺 / たにぐみさん けごんじ
西国三十三所巡礼の第三十三番、札納め・満願の寺。創建は古く延暦17(798)年、会津の大口大領が京の仏師に観音像を造らせた事に始まる。完成した観音像を故郷へ持ち帰ろうとすると、像が重くなり動かせなくなった。大領は観音が谷汲山に留まることを望んでいると考え、山中で修行中の豊然上人に相談、堂を建て像を安置したという。この時、堂のそばの岩穴から油が湧き出し、これを知った醍醐天皇から谷汲山の山号を授かる。満願の寺ならではの「精進落しの鯉」は、参詣を済ませた巡礼者が「精進潔斎の生活から開放され俗界に帰る」ための古くから続くならわしとして知られる。
 
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