愛媛県第六十二番札所
天養山 観音院 宝寿寺
宝寿寺 
住所
愛媛県西条市小松町
TEL
0898-72-2210
宗派
高野山真言宗

ご本尊

十一面観世音菩薩
御真言
おん まか きゃろにきゃ そわか
ご詠歌
さみだれの あとに出でたる 玉の井は
しらつぼなるや 一の宮かは

天養山 観音院 宝寿寺 / てんようざん かんのんいん ほうじゅじ

四国八十八ヶ所霊場の第六十二番札所。天平年間、聖武天皇の勅願により一の宮の御法楽所として建立された。大同年間に弘法大師が留錫し、十一面観音を刻んで本尊として安置した。当時の国司、越智公の夫人が難産で苦しみ大師に祈祷を頼んだ際、大師が境内の玉の井の霊水を加持して夫人に与えたところ、玉のような男児を無事に安産したという。夫人は子に玉澄と命名、喜びを詠んで奉納した歌がご詠歌となったが、このご詠歌を毎日3回唱えると安産するとされ、安産の観音札所として信仰を集める。観音像の周りにはチシャノキが植えられており、町の天然記念物に指定されている。

 
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