高知県第三十八番札所
蹉陀山 補陀洛院 金剛福寺
金剛福寺 
住所
高知県土佐清水市足摺岬
TEL
0880-88-0038
宗派
真言宗豊山派

ご本尊

千手観世音菩薩
御真言
おん ばざら たらま きりく
ご詠歌
補陀洛や ここは岬の 船の棹
取るも捨つるも 法のさだやま

蹉陀山 補陀洛院 金剛福寺 / さださん ふだらくいん こんごうふくじ

四国八十八ヶ所霊場の第三十八番札所。山号の文字「蹉」「陀」は共に「足を引きずる」「つまづく」の意で、この地が難所であったことを示している。822年に嵯峨天皇より勅願を賜った弘法大師が、自ら刻んだ三面千手観世音菩薩を安置して開基。代々天皇家の勅願所となり、平安時代後期には観音霊場として信仰を集めた。源氏一門との縁も深く、寺運は隆盛を極め、室町時代には京都仁和寺より下国した尊海法親王が住職を勤めて最盛期を迎えた。足摺岬の遊歩道付近には「弘法大師の七不思議」の伝説が残されている。

 
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