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お遍路日記

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2016年03月24日

涅槃の境地へ〜其の六拾、御入定日へ踏み出す一歩〜


久々に映画を見て感銘を受けている吉田でございます。
その映画とは“トゥモローランド”でございます。
結構話題性があり、ディズニー最大の陰謀とか言われていたり、私の好きな都市伝説的要素が含まれているとの噂で、是非見てみたい一本でした。
良い意味で期待を裏切った所もあり、非常に楽しめました。

ネタバレになりますが、終盤で新しい未来を作るためには諦めない人材発掘が必要という場面が出てきます。
そこで何と一生懸命演奏するストリートミュージシャンらしき人物が選ばれるのですが、それを見た時、若かりし頃見た夢を諦めない意志が必要だと感じました。
ということで暇があれば頑張ってギターを練習しようと深く感銘を受けた吉田でございました(笑)
音楽性の違いで吉田家が解散しないことを祈って合掌(苦笑)

そんな心持ちの私でしたが、大変貴重なご縁で「第二十回 四国八十八ヶ所歩き遍路〜高野山御礼参り〜」の旅に同行して参りました。

先日うちの尾崎さんがブログでも書いておりましたが、全行程約1,200キロを歩き通した方々の御礼参りの歩き遍路でございます。
最近あまり歩いてない私がご一緒するのは恐縮でしたが、3/21に高野山へ向かって歩き始めるというご縁に私は感動しておりました。

3/21が何の日かと申しますと、お大師さんがご入定(ニュジョウと読みます。真言密教究極の修業の一つで、生死の境を越えて衆生救済することを目的として、即身仏として最終的にはミイラ化される修業)された日なのです!
このことから“21”はお大師さんのご縁日とも言われております。

そんな深いご縁を感じながら大師母君のお寺【慈尊院】より我々は歩き出しました。
町石と呼ばれる109メートル毎に置かれた石を180ヶ数え終ると、高野山【壇上伽藍】へと辿りつきます。


写真1:新旧横並びの町石(ちょういし)、これが180基ございます

途中は紀の川が流れる絶景に出会ったり、ビックリ仰天ゴルフ場のすぐ真横を歩いたり(笑)しながら進めて行き、お昼場所に到着する頃には13時を回っておりました。


写真2:序盤に現れる絶景

突拍子もない話ですが、最近営業中は車内では“JUDY AND MARY”というバンドをよく聴いておりました。
そのせいか歩く道中では脳内BGMが流れ《暑い真夏の空アスファルト溶かし♪》と響けば、いやいや今は冬か春だし遍路道は溶けないし!と自分を現実に戻しながら歩いておりました(笑)
また《冬の遍路道にはカサカサ落ち葉のメロディ♪》と落ち葉に埋もれたツルツルでゴツゴツの石道も経由しながら、ほぼずっと登り続けること約19キロで高野山玄関口の【大門】まで辿り着きました。


写真3:高野山入口高さ約25メートルの大門

一日目はここまでで、昨年も大変お世話になった【大円院】さんの宿坊でゆっくりしました。
夜になるとこの日にせっかく高野山へ訪れたのだからと、こっそり抜け出し【奥の院御廟】へ参拝に伺ったのは言うまでもございません(笑)

現地二日目は大門より歩き始めて【壇上伽藍】や【金剛峯寺】、そして私が前のりしました【奥の院】をゆっくりと参拝して、お四国の結願ご報告と御礼参りを無事皆さん済まされておりました。
先達さんも「今回は第一観光さんにしては珍しくゆっくりした行程です(苦笑)」と言われたように、ゆっくり出来る良い行程でした。
ただし春先はこちらも花粉界の永田町ですので、充分な注意が必要です(涙)

約2年半の歳月をかけて、紆余曲折ありながらも諦めずに踏破された皆様は、きっと何者にも変えられない大きな経験を得られたことかと思います。
これからも歩き遍路で学ばれたことを、様々な場面で是非活かして頂ければ幸いに存じます。
ご結願・満願された皆様方を、心よりご祝福しますと共にお手伝い出来たことを本当に感謝致します!
皆様おめでとうございます!そしてありがとうございます!!
また歩きに来て下さい(笑)






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