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お遍路日記

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2016年06月29日

涅槃の境地へ〜其の六拾四、高野山と大覚寺と総理大臣〜


雨潸々とこの身に落ちてくる梅雨時期となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私吉田は無事引っ越しも終わり、しばらくの間は段ボールの山々と共存共栄を余儀なくされております(苦笑)
しかし今回の引っ越しまでの流れは、幸せな過程であったと感じております。

まずは私の誕生日である3/8に地鎮祭を行い、蓮厳院ご一行様と土地を動かす時に参ると良いとされている北陸総鎮守の“気比神宮”へ参拝し、お大師さんのお誕生日である6/15に引っ越しを完了させたのです。
更には上棟札を尊敬するお寺さんに書いて頂くという…これで悪風が吹くなら諦めがつくと私は思っております。

マイナス金利も後押ししてくれているので、今の所順調でございます(笑)

一日毎に世界が大きく動くような世の中ですが、日々楽しく精進して参りたいと思っております。

旅をするのに二の足を踏みそうな梅雨の時期ではありますが、シャクナゲ寺として有名な九八61番札所「高野寺ご一行様」のお手伝いをして参りました。
フェリーに揺られて神戸の港に着き、まずは私個人的に3月より月参りさせて頂いている霊峰【高野山】へ。
一日ゆっくりと山内を巡った後、【福智院】にて宿坊のお世話になりました。
山内最大級と言われる大きな宿泊施設や、美しく整備された庭園、そして天然温泉の大浴場に皆様疲れを癒されたご様子でした。

現地二日目には高野山より京都へと下り、目指すは高野寺さんのご本山でもある【大覚寺】へとバスは進んで行きました。
この度ご住職様が宗務総長へ就任されたのもあり、館内はVIPな待遇を頂きました。
この総長という職務がどれだけすごいかと申しますと、大覚寺の僧侶の方もおっしゃっておられましたが「佐賀県でいうと佐賀県知事、閣僚でいうと内閣総理大臣」というポストにお勤めなのです(驚)
そんな方と般若湯を交わしながら食事を頂けるというのも、何ともありがたいことでございます。
皇族が来られた時に招待されるお茶室でお茶を頂きながら、絶景の“大沢池”の観賞には時が止まったかの様に心を和ませてくれました。

その後も写経道場としても有名な大覚寺ならではの写経奉納の法要を特別に催されたり、境内を僧侶の方が丁寧にご案内頂いたりと、昼食を挟みつつゆっくりと過ごさせて頂きました。

本山出発後は、京都三大祭の一つである時代祭の神社【平安神宮】、そして御寺(みてら)と呼ばれる真言宗泉涌寺派本山である【泉涌寺】へと伺いました。

船中・京都市内の渋滞には遭いましたが、特別な問題はなく無事に船中2泊現地1泊の3泊4日の旅を終えることが出来ました。

こちらの高野寺様にはいつも当社もお世話になっておりまして、「高野山と大覚寺」そして近隣のどこかということで毎年団参を計画なされております。
来年の分も早々に日取りが決まられたようですので、ご興味ありましたらお問い合わせされてみて下さい。

更に平成30年は大覚寺にとって特別な年となります。
嵯峨天皇が流行り病(疫病)があった時に、民衆を助けたいとお大師さんに相談したところ写経を勧められ、一字書くことに三礼しながら般若心経を写経されたと言われております。
それ以後、疫病はたちまちに収まったというお話が残っております。
平成30年、そのお写経が60年一度の開封をされ、盛大な法要などが計画されているそうです。
当社もその頃にはスペシャルな旅を企画するかと思いますので、あと2年弱楽しみにお待ち下さい!!

未来人からの宣伝を最後に今回は失礼致します(笑)


写真:大沢池を眺めながらの一枚






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